膠原病内科

外来担当医表

【午前】初診・再診受付 8:30~11:30 (※再診受付機は8:00から稼働)
【午後】予約診のみ受付 13:00~15:00

フロア時間部屋No.
北棟3階午前44 藤川良一
(初診のみ)
中島友也
(初診のみ)
 中島友也
(予約診のみ)
 
45中澤 隆
(初診・再診)
信原由実子
(予約診のみ)
中澤 隆
(予約診のみ)
信原由実子
(初診・再診)
中澤 隆
(初診のみ)
 
午後44 藤川良一
(予約診のみ)
波内俊三
(予約診のみ)
  
45中澤 隆
(予約診のみ)
信原由実子
(予約診のみ)
中澤 隆
(予約診のみ)
信原由実子
(予約診のみ)
中澤 隆
(予約診のみ)
 

 

診療科内容 

症例分類 具体的傷病名
膠原病 全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、全身性硬化症(強皮症)、混合性結合組織病、血管炎症候群(ANCA関連血管炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎など)、関節リウマチ
リウマチ性疾患 関節リウマチ、脊椎関節炎(乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、反応性関節炎、腸炎関連関節炎など)、ピロリン酸Ca沈着性関節炎(偽痛風)、痛風など
膠原病類縁疾患 リウマチ性多発筋痛症、ベーチェット病、成人発症スチル病、再発性多発軟骨炎、抗リン脂質抗体症候群、シェーグレン症候群など
その他 不明熱:膠原病を疑う場合・膠原病を否定しきれない場合など

特色

膠原病・リウマチ性疾患は、発熱、関節・筋痛などの「リウマチ性」症候と、内臓障害(特に腎・肺に多いがほぼ全臓器)を併せ持つ疾患群で、一般に難病と考えられており、診断が遅れ治療に難渋することが珍しくありません。当科では、これらを早期に診断し、治療の目標を設定した治療を実践することを専門としています。

特に重要視しているポイントとして、以下のようなものを掲げています。

 

  1. 入院下に強力な免疫抑制療法(ステロイド大量療法、免疫抑制剤)を行う際の、合併症予防・管理。
  2. 関節リウマチ治療目標として、一般の専門施設で掲げる「臨床的寛解を目指した治療」に加えて、可能な場合には「より深い寛解」を判定するために関節エコー検査による評価を行う。
  3. 疾患・治療についての情報提供をするための多くの資料を準備して、わかりやすい病状説明を行う。

症例数・治療・成績

膠原病内科における2016年度の1ヶ月の外来患者延べ数は約1000人前後で、関節リウマチの多くの方は外来治療を主とし、生物製剤導入時に短期間の入院をお願いしています(5-10日程度)。

全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、血管炎症候群などの強力な免疫抑制療法を要する病態への治療入院が多くを占めますが、合併症(感染症など)の治療入院および不明熱の診断入院もあります。

治療方針は本邦の専門学会(日本リウマチ学会等)および欧米専門学会(米国リウマチ学会、欧州リウマチ学会)の推奨治療を前提としたものを、個々に調整して決定しています。

 

 

外来RA患者の治療成績

  • 疾患活動性指標

関節リウマチの病勢についての全般的な自己・医師評価点・関節点数(圧痛関節・腫脹関節)・血液炎症反応(CRP)から、関節リウマチのその時点での病勢を数値化するものとして、SDAI・CDAIを以下に示しています。

  • 判定方法
臨床的寛解 低疾患活動性 中等度

高度

SDAI ≦3.3 ≦11 ≦26 26<
CDAI ≦2.8 ≦10 ≦22 22<

 

下記の期間に診察した関節リウマチ患者さんの疾患活動性指標の平均・中間値および疾患活動性ごとの患者数の全体の割合(%)を示しています。60-70%の方が低疾患活動性以下となっていました。

 

分子標的抗リウマチ薬新規導入患者数

 


入院診療データ1

 

kougennbyou3

 

棒グラフ:月間約20名の入退院。

折れ線グラフ:2014年度の年間入院患者数(261名)は、2013年度(227名)と比較して15%増加した。 

 

入院診療データ2

kougennbyou4

 

疾患別入院患者数

関節リウマチ(RA)患者数は2013年度84人、2014年度107人(主にBio導入)。2013年度と比較して2014年度SLEの入院患者が半減している(定期IVCY入院減少)。一方、ANCA関連血管炎入院患者は増加している(内5件はIVCY入院)。合併症のための入院患者の増加があり、肺炎患者の増加、ニューモシスチス肺炎(PCP)患者も含まれていた(4件中2件は自科フォロー患者)。

 

入院診療データ3

 

主な疾患の治療方針の概要

関節リウマチ

メトトレキサートを中心とした抗リウマチ薬を用いて、治療目標を掲げて治療計画を立てていきます(Treat to Targetに準じる)。必要時には分子標的治療薬*を使用し、そのリスク評価を徹底しております。また、状況に応じて生物学的製剤の終了・再開を行っています。

*分子標的抗リウマチ薬:2017年4月の時点で、生物学的抗リウマチ薬7剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジア)および分子標的合成抗リウマチ薬1剤(ゼルヤンツ)いずれも使用可能。

 

ANCA関連血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)

本邦の治療ガイドライン作成に携わった経験を生かし、早期診断・全身評価、早期治療(ステロイド大量療法および免疫抑制剤)、なるべく早めのステロイド漸減方針(EUVASと本邦の従来法の中間程度)を基本スタンスとしております。

 

ループス腎炎

腎臓内科との連携により、腎生検を含めた病態評価の上、重症度に応じた治療を行います。基本方針は米国リウマチ学会の推奨するものを参考に、本邦・ アジア人の治療成績を加味した方針をとります。シクロフォスファミド(CY)療法を行う場合、所謂‘EURO-Lupus’レジメンを用いることが多く、 CY療法よりもmulti-target療法(核酸代謝拮抗薬とカルシニュリン拮抗薬の併用)を多く用います。必要時には血液浄化療法(血漿交換・血液透析・特殊フィルターを使用した血液浄化療法など)を施行します。長期 腎機能維持を目指し、なるべくevidence-basedの治療を提供することを心がけています。また、ヒドロキシクロロキン(プラケニル)の導入を積極的に行っており、当院眼科の多大な協力のもと、導入前眼科検診および定期検診をお願いしています。

 

強皮症(など)に合併する肺高血圧症(PH)

強皮症に合併するPHを外来レベルでスクリーニングし、疑わしい場合には、循環器内科との連携により、右心カ テーテル検査で診断いたします。特に強皮症に合併するPHの原因は複数ありえますが、これらを評価し、肺動脈性肺高血圧(PAH)であると判断できる場合に、PAH専用の投薬を開始します(エンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ5阻害薬、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激剤など)。PAHのリスク因子とされる爪床部毛細血管の拡大観察により、毛細血管の欠損領域が多発している‘high-risk’例には通常よりも頻繁に心臓超音波検査および呼吸機能検査をすることがあります。また、これらの病態の客観的評価のために心配運動負荷試験を併用しているのは、当院独自の試みです。

外来について

当科初診の際には、かかりつけ医からの紹介状をご持参いただくと、診療がスムーズに運びますので、ご協力ください。

病診連携について

当院の地域における役割から、長期病 状安定、長期治療固定・合併症なしなどの安定した病状の場合、かかりつけ医との病診連携を提案しています。当科外来受診間隔が半年~1年となり、その間かかりつけ医での定期診療・処方継続をお願いしています。疾患の再燃や合併症を疑うことがあった場合、かかりつけ医を通じて当科再診日を早めていただくことにより、迅速に対応することも可能です。長期間の間隔をあけて当科にかかり続けていただく理由は、連携先かかりつけ医の先生方の多くは膠原病専門家ではないからです。かかりつけ医の先生方に全般的健康管理をお願いしながら、専門的分野を専門家が担当するという連携の形にご協力ください。

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    (再診療受付機8:00から)
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