放射線技術部

概要

放射線技術部はエックス線など電離放射線やMRIなど非電離放射線を用いた多種多様な 検査を行ない、より良い診療を患者の皆様が受けられるように、的確で高品質な診療画像情報の提供に日々努めています。

また、放射線技術部の画像データを全て電子化し、院内の端末で参照、確認が出来るシステムを通し、画像配信や過去画像の検索を容易にし、診療を支援しています。

一般撮影(エックス線撮影)・透視検査

一般撮影とは

一般撮影(エックス線撮影)は、初期診断に多く用いられる検査です。

一般撮影では、さまざまな部位の撮影が可能であり、胸部(肺)・腹部・全身の骨・歯・乳房などが撮影対象となっています。

当院は従来からあるCR撮影(コンピューテッド・ラジオグラフィー)装置に加え、平成24年1月に最新型FPD撮影(フラットパネルディテクター)装置を導入しました。この装置はオートマティックシステムにより検査時間の短縮、写真画質の向上、被ばく低減ができるようになりました。

4室ある一般撮影室に加え、撮影室まで移動が困難な患者さんに対応できるよう移動式エックス線撮影装置(ポータブル装置)も3台稼働しています。

現在画像はデジタル化・フィルムレス化の方向に進んでいます。そのため当院のシステムにおいても病院全体にネットワークを組み、画像データを配信しております。

※撮影内容・部位によって撮影室が異なりますので順番が前後する場合があります。ご了承ください。

 

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エックス線撮影検査を受けられる方へ

エックス線撮影を撮るときにプラスチックや金属等があると写真に写り込み、診断に支障をきたす場合がありますので、必要に応じて検査着に着替えていただくことやとりはずしていただくことがあります。
例:ボタン・下着(ブラジャー)・ファスナー・服の飾り・入れ歯・湿布・ネックレス・ピアス・指輪等
妊娠中またはその可能性がある方はお申し出ください。

わからないことがありましたら、遠慮なくスタッフにおたずねください。

 

被ばくについて

一般撮影での放射線被ばくは非常に少なく身体に対する影響はほとんどありません。
できるだけ被ばくを減らすよう努力していますので安心して検査を受けていただけます。

 

透視検査とは

エックス線を連続あるいは断続的に照射することによって、臓器の動きや形の変化をリアルタイムで見ながら行う検査です。当院では透視撮影装置が2台稼働しており、さまざまな疾患の診断や特殊な治療に使用しています。
代表的ものとして造影剤(バリウム)を使用して、胃の形や動き・疾患の有無などを見る胃透視検査・大腸を調べるための注腸検査等があります。
治療として、術後の検査・関節の脱臼整復や胆石の除去等にも用いられます。

乳房検査

マンモグラフィ検査は、触診や超音波検査では分かりにくい微小石灰化や乳管拡張病変の描出には欠かせない検査となっています。健康診断等で要精査と診断された患者さんに対して拡大撮影も行っています。

当院は女性技師が必ず担当しており、常にコミュニケーションを取りながらポジショニングを行い、安心して検査を受けていただけるよう努めています。

CT検査

CT検査とはX線を使用し身体の断面を撮影する検査です。

撮影したデータから任意方向の断面や3D画像も作ることが出来ます。

 

 

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当院では320列と64列128スライスのマルチスライスCTが稼動しています。広範囲を短時間で撮影する事ができ、患者さんにも優しく、動きによるぶれが少ない診断価値の高い画像を提供する事が出来ます。又、高速撮影による造影剤の減量により、患者さんに負担の少ない検査が可能になりました。

CT室では、診断の質を高める為に常に医師と技師が意見を交換しながら検査を施行しています。緊急検査にも随時対応し、安全且つ早急な検査施行を心がけています。

 

 

MRI検査

MRI検査とは、磁場と電磁波を利用して身体の様々な断面を画像化できる装置です。X線で得られる画像とは全く異なる身体の情報を得ることができます。

当院ではGEヘルスケア・ジャパン社製の超電導磁石式全身用MR装置、Signa EXCITE HDx1.5T2台使用しております。頭部、体幹部、乳房、脊椎、血管撮像(MR アンギオ:MRA)など様々な部位が高分解能で描出可能です。検査の所要時間はおよそ20分から40分程度です。磁気を使用し体内を観察するので、放射線による被ばくがなく通常は患者さんには無害な検査ですが、心臓ペースメーカーを装着されている方や、手術などで金属類が体内に埋め込まれている方は、検査を受けられない場合があります。

安心して検査を受けていただけるようスタッフ一同で努めてまいります。

 

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血管撮影検査

血管撮影とは、血管内にカテーテルという細い管を挿入し、エックス線透視画像を観察しながらカテーテルを目的の血管まで進め、造影剤を注入しながら撮影を行う検査です。血管やその支配臓器の病気の診断に有用です。さらに当院では血管撮影の手技を利用した様々な血管内治療も行っています。

循環器領域では心臓を栄養している冠動脈や四肢の末梢動脈、シャントなどの治療、不整脈の検査や治療などを行っています。また、腹部領域では出血に対するTAE(動脈塞栓術)や腫瘍に対する動注化学塞栓療法などを行っています。脳外科領域では脳動脈瘤の塞栓術や頚動脈狭窄に対するステント治療などを行っています。

当院の血管撮影部門は、各科の医師(主に放射線診断科、循環器内科、脳神経外科)、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士がチームを組んで業務を担当し、年間約1300例の検査や血管内治療を行っています。

当院の血管撮影部門は、各科の医師(主に放射線診断科、循環器内科、脳神経外科)、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士がチームを組んで業務を担当し、年間約2800例の検査や血管内治療を行っています。

血管撮影装置は循環器用2台と頭部、腹部用1台の計3台設置しています。3台の内1台はバイプレーン(同時2方向撮影)装置なので、造影剤量を減らしての撮影や、難易度が高い血管内治療に有効です。また当院、血管撮影室では被ばく低減にも取り組んでいますので安心して検査を受けることが出来ます。

 

 

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骨塩定量検査

 

 

骨塩定量検査とは?

骨塩定量検査とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラルの量を測定する検査です。ミネラルの量が減ると骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨塩定量検査は、骨量を数値化することで、骨量の減少を早期に発見し、骨粗しょう症の適切な予防や治療を行うことが可能となります。

 

当院の装置

当院では、世界の多くの医療施設において使われている、米国ホロジック社の骨密度測定装置を使用しています。2種類のエネルギーのX線を用いるDXA法は測定精度が高いのが特徴で、測定に用いるX線も少ない量で行えます。

 

検査の事前準備

食事など検査前の制限はありません。検査する部位の近くに、湿布などは外していただき、服や肌着にプラスチックや金具などがある場合には検査着に更衣していただきます。少ないX線で行う検査であることと、検査結果の精度にも影響するため、ご協力をお願いします。

 

検査の実際

検査時間は、一箇所につき15分程度です。仰向けに寝ていただいての検査です。検査において、息止めはありませんが。体を動かさないことが大事になります。

核医学検査

核医学センター

核医学検査とは、少量のガンマ線という放射線を放出する放射性医薬品を静注又は吸入、内服し、検査台に横になっている間に、ガンマカメラというガンマ線を検出する装置で体内の薬剤分布を画像にする検査です。

使用する薬剤によって集まる臓器や、集まるまでの時間がそれぞれ異なるため、投与後すぐに検査が出来る臓器と、時間を空けてから検査をする臓器があります。長いものでは投与から7日後に検査をする臓器もあります。目的にあった薬剤を投与する事で、脳や心臓の血流状態、骨病変の有無、腫瘍の有無、炎症の範囲等を調べる事ができます。

また、投与された薬剤は目的の臓器に集まりますが、尿や便と一緒に排泄されることや、薬剤の放射能が時間とともに弱くなることによって、やがて体内から無くなります。

核医学センターでは新薬の導入に加えて、ガンマカメラとCTが一体になった「SPECT/CT装置」を導入し、核医学検査による機能情報や代謝情報と、CTによる形態情報を同時に知る事で、従来よりもさらに幅広い検査に対応し、さらに精密な検査を実施しています。

当院のSPECT/CT

GE社製

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当核医学センターで実施している主な検査

・脳血流・心筋血流・心筋脂肪酸代謝・甲状腺・肺血流・副腎髄質・腎臓(レノグラム・形態)・骨・ソマトスタチン受容体

・線状体・心筋交感神経機能・唾液腺・副甲状腺・肺換気副腎皮質・カリウム(腫瘍・炎症)

 

PETセンター

PET検査については、PETセンターの項目をご参照ください。

認定資格等の取得状況

認定資格 人数
第一種放射線取扱主任者  5名
核医学専門技師 1名
PET認定技師 4名
胃がん検診専門技師 1名
磁気共鳴(MR)専門技術者 1名
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師 10名
ピンクリボンアドバイザー 6名
救急撮影認定技師 3名
X線CT認定技師 4名
肺がんCT検診認定技師 1名
医療画像情報精度管理士 1名
臨床実習指導教員 6名
日本救急医学会認定ICLSインストラクター 1名
AHA ACLS Course director 1名
AHA BLS Course director 1名
AHA PEARS Provider 1名

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