概要
施設種別
乳児院
事業内容
大阪乳児院は、事情により家庭における養育が困難な0歳から概ね2歳までの子供たちを保育する児童福祉施設です。
設置主体
社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会
沿革
昭和24年6月24日 |
大阪駅周辺における戦災孤児、浮浪児、棄児等の緊急保護として、 中津病院付属乳児院が開設された(定員10名)。 |
|
---|---|---|
昭和26年5月1日 | 済生会立の乳児院として設立。 | |
昭和26年8月1日 |
国及び大阪府の補助を得て、大阪乳児院として開院(定員70名)。 |
|
昭和34年4月1日 |
大阪府社会福祉施設設置条例により大阪府が設立者となり「大阪府立大阪乳児院」と改称し、 経営は大阪府済生会に委託された。 |
|
昭和63年6月10日 |
時代の変遷に伴う事業等の変化や建物の老朽化による改築の必要性により大阪府と協議を重ね、 中津医療福祉センター第3期(西棟)工事着工。 |
|
平成2年3月31日 |
大阪府社会福祉施設設置条例廃止により、大阪府済生会が設置主体となる。 |
|
平成2年4月1日 |
西棟に移転、「大阪乳児院」に改称し、育児に関するニ-ズの多様化、 乳児院機能拡大の必要性から、地域交流事業(公益事業)として、 ベビーデイケア「中津」(定員20名)を併設するほか、育児・栄養相談等も開始し現在に至る(定員80名)。 |
|
令和5年4月1日 |
大阪市北区大淀南2丁目2番51号 大淀南医療福祉総合施設9Fに移転 |
建物
鉄骨鉄筋コンクリート地上10階のうち9階部分 延べ1475.96㎡
定員
60名
施設の特色
当院では、高度な医療機能を有する病院併設型施設としての特色を生かし「他の施設では受け入れの困難な障がい児や病虚弱児を積極的に受け入れる」方針で、その実践に努めながらも健常児と障がい児・病虚弱児の統合保育をめざしています。
また、里親御希望の方や保護者の方等に育児指導室(家庭と同様の個室部屋)にて、1日過ごしてもらい、子ども家庭センターと密接な連携を図り、可能な限りの許可外出泊に取り組んでいます。
目標
当院は、医療的ケアの必要な場合は中津病院小児科の協力のもとに保育・看護を行い、疾病や異常を早期に発見して対策を立てる等、乳幼児の健全な発育を促進しています。
また、明るい家庭的な雰囲気のなかで、日常生活に必要な基本的生活習慣を育てる為の環境を整備して、発育・発達段階に応じた保育に努めています。