先輩ナースの成長
先輩ナースの成長
働きながら学べる
魅力があります。
泌尿器科 2009年入職
入職1年目より泌尿器科病棟へ配属となり、ストーマケアや排尿ケアに携わってきました。看護師7年目の時、30歳代で回腸導管と小腸ストーマを造設した患者さんを担当しました。その患者さんの装具選択や皮膚障害のケアに難渋した時、皮膚・排泄ケア認定看護師にコンサルテーションしました。患者さんのストーマの状態やなぜ漏れてしまうのか、皮膚障害に対してはどのようにケアしていくかを一緒にアセスメントし、漏れない装具とケアを導き出しました。その関わりの中で、専門的な知識や技術がある皮膚・排泄ケア認定看護師を尊敬し憧れました。そして、私もストーマケアに悩むスタッフや、不安に思う患者さんの役に立ちたいと思い、皮膚・排泄ケア認定看護師を目指しました。
皮膚・排泄ケア
認定看護師を目指して
SUPPORT 01
認定看護師教育研修センターに受験するまでの
周囲のサポート
泌尿器科病棟に所属し、尿路ストーマを造設する患者さんを担当する機会が増えました。ストーマケアの知識や技術を習得するために、院内の皮膚・排泄ケア認定看護師が行う研修に参加しました。そこで、より詳しく知識を得たことでさらに興味を深め、院外の研修や皮膚・排泄ケア分野に関連する学会に参加するようになりました。得た知識を活かしたいと思い、病棟師長に相談したところ、褥瘡回診やストーマ外来で、皮膚・排泄ケア認定看護師とともに実際に患者さんと関われるように業務調整をしていただきました。その中で皮膚・排泄ケア認定看護師としてもっと患者さんのケアを行いたいと思い、資格取得を病棟師長に志願しました。
SUPPORT 02
認定看護師教育研修センター受講に対する
病院のサポート
認定看護師教育研修センターに合格し、授業料を病院に全額補助していただきました。京都に学校があったため、自宅からの交通費を補助していただく予定でした。しかし、通学に片道約1時間半かかり、その時間を勉強する時間にあてたいと思い、京都で家を借りました。そのため、交通費の補助ではなく京都での家賃補助をしていただきました。さらに、出張扱いとなるため、毎月の基本給を頂きました。このような経済的に充実したサポートを受けることができたため、経済面での不安を抱くことなく勉強に集中することができました。
SUPPORT 03
皮膚・排泄ケア認定看護師としての
活動に対するサポート
2019年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。病棟に所属しながら週2日間は、皮膚・排泄ケア認定看護師の活動日として、病院内の褥瘡ケアのラウンドやストーマ外来を担当しています。資格を取得しても、まだまだ経験が浅いため実践するうえで困ることや悩む症例があります。当院には4名の皮膚・排泄ケア認定看護師がいます。先輩方とともにカンファレンスを行い、ディスカッションすることで自信をもってケアを実践することができます。今後も自己研鑽を重ね、専門的な知識や技術を活かし、病棟スタッフ・患者さんの気持ちに寄り添った指導や、サポートが出来る皮膚・排泄ケア認定看護師を目指して頑張っていきます。