仕事の魅力ややりがい

整形外科外来では、リウマチ、脊椎、手外科、膝・股関節、スポーツ外傷など各専門分野に分かれて診察を行っています。入院による手術や、日帰り手術、投薬や装具の使用による保存加療など、治療方法は様々です。患者さんそれぞれの求めているものや、治療を行うにあたっての不安、治療前から治療後までの生活を考え、診察に携わることで治療方法だけでなくそれ以外にも学ぶことが多くあります。治療前から改善までの経過を長く診て関われる事は外来勤務ならではのことだと、やりがいを感じています。

仕事の大変な部分

外来では、何らかの不調を抱えた方が、原因の追求・改善を求めて来院されます。治療を行うにあたって、患者さんそれぞれの社会背景を踏まえて診療を行うには、その人にとって何が一番なのか、また、痛みや不調が長引く患者さんから、「自分はどうすれば良いのかわからない」などと不安を打ち明けられた時、どう返答すべきか悩むことがあります。しかし、何度も考えて患者さん個々にあった答えを見出すことで、自身の知識も増え、精進できると感じています。