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地域の先生方へ

当科では、脳卒中や頭部外傷などの救急疾患、良性や悪性の脳腫瘍、頚動脈狭窄症、脊椎脊髄外科疾患、三叉神経痛や顔面けいれんなどの機能的疾患まで多岐にわたる領域を担当しています。診断から手術含めた治療に至るまで脳神経外科疾患に対して包括的に診療展開を行っています。
脳卒中に関してですが、当院は日本脳卒中学会が認定する一次脳卒中センター施設です。血栓回収療法やt-PA静注療法などの超急性期治療はもちろん、脳卒中の予防治療(未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術/コイル塞栓術、頚部内頚動脈狭窄症に対する頚動脈内膜剥離術(CEA)/頚動脈ステント留置術(CAS)にも力を入れています。直達手術と血管内手術をケースバイケースに行っています。
脳腫瘍に対しては様々な疾患に対して、様々な手術法(開頭術、経鼻内視鏡手術、頭蓋底手術)を駆使し、最大限の切除と安全性の両立を常に心がけ、ナビゲーションシステム、神経モニタリングも積極的に活用し、確実な手術を心掛けています。聴神経腫瘍や頭蓋底腫瘍などの難しい脳腫瘍にする手術は当院の得意とする領域であり、大阪公立大学と適宜連携し行っています。近年発展してきた経鼻内視鏡手術も2017年より導入し、下垂体腺腫などの疾患に対しても良好な治療成績を収めています。
三叉神経痛、顔面けいれんや舌咽神経痛に対する外科治療も行っています。いずれも多くは頭蓋内で脳神経が血管により圧迫を受けて発症する病気であり、保存加療抵抗性で根治を希望される患者さんに対しては手術(微小血管減圧術)を行っています。

精査希望のご紹介含めて対応しています。気軽にご相談・ご紹介頂ければ幸いです。引き続き宜しくお願い致します。
 

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