外観

地域の先生方へ

病床を持たない当科の外来は他科で入院中の患者さんの精神症状の診療(リエゾン/せん妄、不安抑うつ状態、不眠など)が主となってきています。
紹介されてくる患者さんの最近の目立つ特徴は、高齢者の認知機能関連と発達特性を背景にもつ適応障害(遷延するうつ状態)です。
紹介された患者さんは下記の診立てと薬剤調整により地域の診療所に逆紹介をお願いしています。
症状はおおまかに①不安/恐怖(PTSDなど)②抑うつ/躁 ③身体化 ④行動化(依存など) ⑤自己関係づけ ⑥解離(意識や記憶が一時的に失われる)と診立てています。
なお発達特性については可能な範囲での心理検査を行っています。
薬剤調整は疲弊を伴う興奮と不眠を指標に行っています。
その後①不安②抑うつ③身体化の病状の患者さんは身体科の紹介元に、①/恐怖 ②/躁 ④行動化 ⑤自己関係づけ ⑥解離 の病状の患者さんは精神科の診療所に逆紹介させていただいています。
 

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