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医療設備

  • CT
  • MRI
  • RI
  • ドプラーエコー装置
  • 血管造影装置
  • 血学エコー装置

Q&A

当院腎臓内科では、軽度な尿検査異常や慢性腎炎から、血液透析を必要とする急性腎不全や末期腎不全、更には他疾患による腎機能障害まで様々な病気の診断と治療を行っております。体全体から見た腎臓、といった視点を常にもって、スタッフ一同、診察にあたっています。

その中でもよく患者さんから聞かれるご質問について、簡単にまとめましたのでご覧ください。

Q1.「腎臓内科」ってどんな人が受診するところなのですか?

尿の検査をした時に、タンパクや血液が混じっているといわれたり、血液検査で、尿素窒素やクレアチニンといった項目の値が高いといわれた方が受診するところです。また、血液検査でeGFRが低下しているといわれた方も対象です。

 

Q2.「腎臓病」ってどんな病気なのですか?

腎臓は、体の中で作られる老廃物や、体に不要な成分を尿と一緒に体の外に出して、常に体の中の状態をきれいに保っています。
腎臓に何らかの異常をきたし、腎臓病になりますと、この働きが弱まり、体の中にはゴミがたまるようになりますが、同時に、尿にはタンパクや血液がもれだしてくるようになります。この時に尿の検査をすると、タンパク尿や血尿といった異常が認められます。腎臓病が進行すると、体の中のゴミが増え、血圧は高くなります。また尿の量も少なくなったり、むくみが見られたりもします。更に進行すると、全身倦怠感、呼吸困難、食欲低下等の症状がみられたりしますが、この時期になりますと、透析といった治療を考えないといけなくなります。

Q3.腎臓はひとつでも機能するのですか?

ひとつでも日常生活には問題ありません。

 

Q4.「人工透析」って何ですか?

腎臓の働きが弱まってくると、だんだん体内にゴミがたまってきます。
ゴミの量が少ないうちは、症状もありませんが、大量になると様々な症状が現れ、そのままにしておくと危険な状態になりますので、定期的に体内にたまったゴミや不要物を抜いてやらないといけません。そのための治療が人工透析と呼ばれる方法です。

Q5.一度人工透析を始めると、一生続けないといけないのですか?

腎臓が悪くなる原因は、大きく分けて2つあります。
1つめは、今までに1度も、腎臓が悪いといわれたことがなく血液検査などでも異常がみられなかったのに、今回、急に腎臓が悪くなった「急性腎不全」といったもの。
2つめは、以前より、タンパク尿や血尿といった異常を指摘されていたり、血液検査にて腎臓が悪いといわれていたが、その状態が年月をかけて少しずつ悪くなってきた、「慢性腎不全」といったものです。
「急性腎不全」の場合、一定期間、人工透析をしていても、時間がたつと腎臓の働きが回復し、人工透析を中止できることも期待できるのですが、「慢性腎不全」の場合、人工透析を始めると、一生続けないといけないことがほとんどです。

腎臓病教室

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