ごあいさつ
耳鼻咽喉科、頭頸部外科領域の疾患全般に対応、 特に鼻副鼻腔、喉頭疾患の手術治療、音声障害に対する音声治療、聴覚障害の検査・補聴器調整を重点的に取り組んでいます。新生児、乳幼児の聴覚検査を迅速におこなえる体制を整えています。
院長補佐 耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長
東川 雅彦
診療内容
・内耳疾患:加齢に伴う難聴(感音難聴)、突発性難聴、顔面神経麻痺・中耳疾患:滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎
・鼻・副鼻腔疾患:慢性副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎
・口腔咽頭疾患:慢性扁桃炎
・音声・嚥下障害をきたす疾患:声帯ポリープ、声帯結節、反回神経麻痺
・小児の疾患:幼小児難聴、滲出性中耳炎、扁桃肥大、アデノイド肥大
・頭頸部腫瘍:口腔・咽頭の腫瘍、喉頭腫瘍、鼻・副鼻腔腫瘍、甲状腺腫瘍、唾液腺腫瘍、頸部リンパ節腫など
※一部の悪性腫瘍(がん)の治療は、がん治療専門施設で受けていただきます
診療実績
【患者数 】・初診患者(年間) :2023年は1,316人
・新入院患者(年間):2023年は431人
【おもな診療内容と実績(最近の年間平均)】
・全身麻酔の手術を約350件おこなっています
主な内訳は、鼻副鼻腔内視鏡手術が約100側、鼓室・鼓膜形成術が約20件、口蓋扁桃摘出が約60件、喉頭微細手術が約80件、甲状腺手術(悪性)が20~30件です
・新規の頭頸部がんの診断、治療を約60名におこなっています
・突発性難聴、顔面神経麻痺の入院加療を約60名におこなっています
・炎症性疾患(重度の扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎など)の入院加療を約60名におこなっています
・聴覚・音声リハビリテーション、新生児聴覚スクリーニングを言語聴覚士と協力しておこなっています
補聴器適合検査は、初回を約40件、2回目以降をのべ500件程度実施
音声治療は外来での音声リハビリテーションとして実施、機能性音声障害、声帯結節、音声改善手術患者(手術の前後に施行)、反回神経麻痺を対象に年間約300単位
新生児聴覚スクリーニングを約350件実施しています(実施率98%)