外観

ごあいさつ

放射線技術部は、検査業務の中でも画像診断に関わる仕事をしています。一般的にレントゲン検査と言われる撮影から、CT、MRI、血管造影、透視、PET、RI、骨塩定量などの様々な検査を36名の診療放射線技師と5名の事務員で行っており、それぞれの検査室では、“患者さん第一”をテーマに、“中津病院を選んで良かった”と思われるようなホスピタリティーを目指します。
「皆仲良く、明るく活気ある職場」「やりがい働きがいのある夢と希望ある職場」をスローガンとして、日々前向きに頑張っています。

放射線技術部 部長
山下 晃央

概要

放射線技術部はエックス線など電離放射線やMRIなど非電離放射線を用いた多種多様な 検査を行ない、より良い診療を患者の皆様が受けられるように、的確で高品質な診療画像情報の提供に日々努めています。

また、放射線技術部の画像データを全て電子化し、院内の端末で参照、確認が出来るシステムを通し、画像配信や過去画像の検索を容易にし、診療を支援しています。

一般撮影(エックス線撮影)・透視検査

概要

当院には専門的な診療科が多く、大阪府がん診療拠点病院として、地域における急性期病院としても多様な検査の要望があり、放射線技術部でも医療の高度化に伴い専門分化が進んでいます。それに伴い、専門領域に専念するスタッフと、広い領域を担当するスタッフに分かれて、日々進歩する医療技術に対応しています。資格取得にも積極的に取り組んでおり多くの認定技師が在籍し、患者様により安全で専門性の高い医療の提供に努めています。


 

エックス線撮影検査を受けられる方へ

プラスティックや金属など、触れば固いものはX線画像に写り込みます。最近の画像装置では、“服のシワ”も写り込むこともあります。正確な診断の妨げになる場合もありますから、スタッフの方から検査着への更衣をお願いすることもあります。ご協力をお願いします。
 

被ばくについて

病院の代表的な検査である、胸部X線撮影一回の被ばく量は、一年間に浴びる自然放射線量の約1/40程度です。機器の進歩で、少ないX線被ばくで検査が行えるようになっています。全てのX線装置で毎日の始業終業点検を行い、適切な画質と被ばくになるようにしています。検査や被ばくなどで不明な点はスタッフにご相談ください。

透視検査とは

多方向からの観察が可能なCアーム型透視装置と大視野FPDを搭載し、高画質でありながら低被ばくを実現している最新のデジタルX線TV装置2台(キャノンUltimax-i)で多くの診療科の多様な検査に対応しています。透視検査では、腸管や、総胆管、静脈などの中をワイヤーやカテーテルを進める必要があり、リアルタイムに確認しながら安全に検査を行っています。また、造影剤が流れる様子や、閉塞や狭窄の様子をリアルタイムに様々な角度から確認しながら検査を行っています。他には脱臼した関節を整復する際にも使用します。

乳房検査

マンモグラフィ検査は、触診や超音波検査では分かりにくい微小石灰化や乳管拡張病変の描出には欠かせない検査となっています。健康診断等で要精査と診断された患者さんに対して拡大撮影も行っています。

当院は女性技師が必ず担当しており、常にコミュニケーションを取りながらポジショニングを行い、安心して検査を受けていただけるよう努めています。

CT検査

CT検査とはX線を使用し身体の断面を撮影する検査です。

撮影したデータから任意方向の断面や3D画像も作ることが出来ます。

当院では320列と64列128スライスのマルチスライスCTが稼動しています。広範囲を短時間で撮影する事ができ、患者さんにも優しく、動きによる“ぶれ”が少ない診断価値の高い画像を提供する事が出来ます。又、高速撮影による造影剤の減量により、患者さんに負担の少ない検査が可能になりました。

CT室では、診断の質を高める為に常に医師と技師が意見を交換しながら検査を施行しています。緊急検査にも随時対応し、安全且つ早急な検査施行を心がけています。
 

MRI検査

MRI検査とは、磁場と電磁波を利用して身体の様々な断面を画像化できる装置です。X線で得られる画像とは全く異なる身体の情報を得ることができます。

当院ではGEヘルスケア・ジャパン社製の超電導磁石式全身用MR装置、Signa EXCITE HDx1.5Tを2台使用しております。頭部、体幹部、乳房、脊椎、血管撮像(MR アンギオ:MRA)など様々な部位が高分解能で描出可能です。検査の所要時間はおよそ20分から40分程度です。磁気を使用し体内を観察するので、放射線による被ばくがなく通常は患者さんには無害な検査ですが、心臓ペースメーカーを装着されている方や、手術などで金属類が体内に埋め込まれている方は、検査を受けられない場合があります。

安心して検査を受けていただけるようスタッフ一同で努めてまいります。

 

 

血管撮影検査

血管撮影とは、血管内にカテーテルという細い管を挿入し、エックス線透視画像を観察しながらカテーテルを目的の血管まで進め、造影剤を注入しながら撮影を行う検査です。血管やその支配臓器の病気の診断に有用です。さらに当院では血管撮影の手技を利用した様々な血管内治療も行っています。

循環器領域では心臓を栄養している冠動脈や四肢の末梢動脈、シャントなどの治療、不整脈の検査や治療などを行っています。また、腹部領域では出血に対するTAE(動脈塞栓術)や腫瘍に対する動注化学塞栓療法などを行っています。脳外科領域では脳梗塞血栓吸引術や脳動脈瘤塞栓術、頚動脈狭窄に対するステント治療などを行っています。

血管撮影装置は循環器用2台と頭部、腹部用1台の計3台設置しています。3台の内1台はバイプレーン(同時2方向撮影)装置なので、造影剤量を減らしての撮影や、難易度が高い血管内治療に有効です。また当院、血管撮影室では被ばく低減にも取り組んでいますので安心して検査を受けることが出来ます。
 

骨塩定量検査

骨塩定量検査とは?

骨塩定量検査とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラルの量を測定する検査です。ミネラルの量が減ると骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨塩定量検査は、骨量を数値化することで、骨量の減少を早期に発見し、骨粗しょう症の適切な予防や治療を行うことが可能となります。

当院の装置

当院では、世界の多くの医療施設において使われている、米国ホロジック社の骨密度測定装置を使用しています。2種類のエネルギーのX線を用いるDXA法は測定精度が高いのが特徴で、測定に用いるX線も少ない量で行えます。

検査の事前準備

食事など検査前の制限はありません。検査する部位の近くに、湿布などは外していただき、服や肌着にプラスチックや金具などがある場合には検査着に更衣していただきます。少ないX線で行う検査であることと、検査結果の精度にも影響するため、ご協力をお願いします。

検査の実際

検査時間は、一箇所につき15分程度です。仰向けに寝ていただいての検査です。検査において、息止めはありませんが。体を動かさないことが大事になります。

核医学検査

核医学センター

核医学検査とは、少量のガンマ線という放射線を放出する放射性医薬品を静注又は吸入、内服し、検査台に横になっている間に、ガンマカメラというガンマ線を検出する装置で体内の薬剤分布を画像にする検査です。

使用する薬剤によって集まる臓器や、集まるまでの時間がそれぞれ異なるため、投与後すぐに検査が出来る臓器と、時間を空けてから検査をする臓器があります。長いものでは投与から7日後に検査をする臓器もあります。目的にあった薬剤を投与する事で、脳や心臓の血流状態、骨病変の有無、腫瘍の有無、炎症の範囲等を調べる事ができます。

また、投与された薬剤は目的の臓器に集まりますが、尿や便と一緒に排泄されることや、薬剤の放射能が時間とともに弱くなることによって、やがて体内から無くなります。

核医学センターでは新薬の導入に加えて、ガンマカメラとCTが一体になった「SPECT/CT装置」を導入し、核医学検査による機能情報や代謝情報と、CTによる形態情報を同時に知る事で、従来よりもさらに幅広い検査に対応し、さらに精密な検査を実施しています。

■当院のSPECT/CT
GE社製


当核医学センターで実施している主な検査

・脳血流・心筋血流・心筋脂肪酸代謝・甲状腺・肺血流・副腎髄質・腎臓(レノグラム・形態)・骨・ソマトスタチン受容体

・線状体・心筋交感神経機能・唾液腺・副甲状腺・肺換気副腎皮質・カリウム(腫瘍・炎症)

 

PETセンター

PET検査については、PETセンターの項目をご参照ください。

PETセンター

認定資格等の取得状況

認定資格 人数
第一種放射線取扱主任者  6名
磁気共鳴(MR)専門技術者 1名
胃がん検診専門技師 1名
核医学専門技師 1名
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師 8名
救急撮影認定技師 3名
X線CT認定技師 4名
肺がんCT検診認定技師 1名
PET認定技師 6名
ピンクリボンアドバイザー 7名
臨床実習指導教員 6名
放射線管理士 1名
放射線機器管理士 1名
医療画像情報精度管理士 1名
日本救急医学会認定ICLSインストラクター 1名
AHA ACLS Course director 1名
AHA BLS Course director 1名
AHA PEARS Provider 1名

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