消化器内科

外来担当医表

【午前】初診・再診受付 8:30~11:30 (※再診受付機は8:00から稼働)
【午後】予約診のみ受付 13:00~15:00

 

(予約診のみ)

フロア時間部屋No.
北棟2階午前10江口考明松下萌未江口考明辻前正弘吉崎哲也 
11小畑大輔百瀬健次奥山俊介百瀬健次山下博司 
12山下博司奥山俊介岡田明彦小畑大輔岡田明彦

(交替) 

14加納千勢金森厚志橋村弘毅松本 慶岡本典大 
午後10江口考明
(予約診のみ)
松下萌未
(予約診のみ)
江口考明
(予約診のみ)
辻前正弘
(予約診のみ)
吉崎哲也
(予約診のみ)
 
11小畑大輔
(予約診のみ)
百瀬健次
(予約診のみ)
奥山俊介
(予約診のみ)
百瀬健次
(予約診のみ)
山下博司
(予約診のみ)
 
12山下博司
(予約診のみ)
奥山俊介
(予約診のみ)
肝臓専門外来
(予約診のみ)
小畑大輔
(予約診のみ)
岡田明彦
(予約診のみ)
 
14加納千勢
(予約診のみ)
金森厚志
(予約診のみ)
橋村弘毅
(予約診のみ)
松本 慶
(予約診のみ)
岡本典大
(予約診のみ)
 

特色

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消化器疾患全般の診断と治療を幅広く行うと同時に内視鏡、腹部超音波、腹部血管造影を用いた最新の治療を導入し、より侵襲の少ない効率的治療を外科、放射線科と連携して行っています。

また、院外からの内視鏡研修医師を受け入れる制度もあり、技術の普及に努めております。

日本消化器内視鏡学会認定指導施設、日本消化器病学会認定専門施設。日本内科学会教育指定病院。日本消化管学会胃腸科指導施設。

診療内容

症候分類 具体的傷病名
悪性腫瘍 食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆嚢癌、胆管癌、膵癌、消化管神経内分泌腫瘍(NET)、消化管間質腫瘍(GIST)、MALTリンパ腫 
胃腸疾患 胃食道逆流症、胃十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群(IBS)クローン病、潰瘍性大腸炎、腸管ベーチェット病、腸結核、腸閉塞、腸重積
出血性疾患 出血性胃十二指腸潰瘍、食道・胃静脈瘤破裂、大腸憩室出血、肝癌破裂
感染性疾患 ヘリコバクター・ピロリ感染症、感染性腸炎、肝膿瘍
肝疾患 ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)ウイルソン病、薬剤性肝障害、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
胆道疾患 胆石、総胆管結石、急性閉塞性化膿性胆管炎(AOSC)、閉塞性黄疸
膵疾患 急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、膵石症、膵嚢胞

症例数・治療・成績

2016年度 内視鏡総件数 18,383件

上部消化管内視鏡検査 下部消化管内視鏡検査 内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)

12,507

5,324

552

 

上部消化管内視鏡検査の内訳

上部消化管内視鏡検査
超音波内視鏡(EUS) 547
ポリペクトミー 0
粘膜切除術(EMR) 25
粘膜下層剥離術(ESD) 147
緊急止血術 205
結紮術(EVL) 63
胃瘻造設術 34

 

下部消化管内視鏡検査の内訳

下部消化管内視鏡検査
ポリペクトミー 343
粘膜切除術(EMR) 999
粘膜下層剥離術(ESD) 28
緊急止血術 136

 

内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)の内訳

内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)
乳頭筋切開術 (EST) 200
経鼻的胆管ドレナージ(ENBD) 46
経乳頭的胆管ドレナージ(ERBD) 147
胆管ステント 53

2016年度の年間入院患者数延べ28,117件(77人/日、平均在院日数11.4日)、腹部超音波6,819件、内視鏡検査総数18,383件(内訳:上部 12,507件、大腸 5,324件、ERCP 552件)、胃がん、食道がん、大腸がんの治療は粘膜内にとどまっている場合は内視鏡治療(EMR、ESD)を第一選択としており、それ以外は原則的に手術をしています。

吐・下血患者に対しては緊急内視鏡検査および内視鏡的止血術が夜間オンコール体制で24時間行えるシステムが構築されています。総胆管結石にはEST、悪性閉塞性黄疸にはERBD、ステント留置を行っております。
大腸癌検診などで便潜血反応陽性のため大腸内視鏡検査を受けられる方が最近増加傾向にあります。多くの方が検査に不安をもっておられます。当院では、被検査の苦痛緩和のために痛みのない内視鏡検査を目指して、積極的にsedationを施行しております。具体的にはベンゾジアゼピン系鎮静剤ミダゾラムと塩酸ペチジンとを併用して、患者さんの年齢、体重、基礎疾患等も考慮し使用しています。
また、特に地域医療連携センター(病診連携室)からの患者さんに対しては、事前に来院して頂いて検査の前処置の服用から実際の検査、治療までをわかりやすく解説しております。また消化器内科スタッフがポリペクトミーや粘膜切除術(EMR)の説明も同時に行っております。検査結果は検査終了後に紹介医に後日郵送し連携をとっています。

主な診療疾患の治療方針について

消化性潰瘍 出血例では休日・夜間を問わず緊急内視鏡検査が行えるようにオン・コール体制をとっています。ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法は、年齢や薬剤アレルギーなどを考慮して施行します。
胃癌 粘膜内癌の場合には内視鏡的治療(EMR、ESD)を第一選択としています。その他の早期胃癌に対しては外科との相談の上、幽門輪温存術など胃機能を考慮した術式を選択しています。進行癌では外科手術が原則ですが手術不能胃癌に対してはQOLの改善や生存期間の延長を目指して化学療法を行っています。
大腸ポリープ 隆起性病変に対しては、腫瘍性病変の可能性の高い径5ミリ以上の病変を治療の対象としております。
大腸癌 粘膜内癌、粘膜下層微小浸潤癌(ly0,v0)に対してEMR、ESDを行っています。その他の粘膜下層浸潤癌には腹腔鏡補助下結腸切除を行っています。
化学療法

根治的な手術が不能である消化器進行癌(食道癌・胃癌・大腸癌・膵臓癌など)に対しては、癌縮小効果や癌による諸症状の緩和、生活の質の改善を目標にする化学療法(抗癌剤を用いた治療)を行っています。また、手術前に腫瘍を縮小させ手術による侵襲を減らすための術前化学療法、手術後の再発を予防する術後補助化学療法も行っております。化学療法は原則外来で行っており、日常生活を送りながら1-3週に1回外来受診し、血液検査後に副作用の程度を検討し治療を行います。癌に対する化学療法は、日々進化を続けています。常に最先端の治療を目指し、新規治療法の導入を積極的に行っております。 具体的には以下の治療を行っています。治療は各種癌治療のガイドラインに則って行っております。

1)食道癌:シスプラチンまたはネダプラチン+5FUを用いた化学療法と放射線治療を組み合わせて行っております。(化学療法のみで約1週間、放射線治療を併用する場合は約6-7週間の入院が必要です。)2次治療は、ドセタキセルを使用しています。外科手術時は原則的に術前化学療法を先行しております。

2)胃癌:1次治療は、5FU系薬剤である内服薬TS-1ないしゼローダと白金系薬剤である点滴薬シスプラチンないしオキサリプラチンの併用療法を行っております。また、胃癌の中で約16%に発現するHER2遺伝子が陽性の方にはハーセプチンを併用します。2次治療は、パクリタキセルに2015年に保険収載されたラムシルマブ(血管の新生を抑制する薬剤)を併用します。3次治療以降は、イリノテカン(CPT-11)、ドセタキセルを患者様の病態に応じて選択していきます。術後補助化学療法、術前化学療法は上記薬剤を用いて行っております。

3)大腸癌:年々、治療薬が進化を続けている領域です。従来から48時間持続点滴が必要な治療である5FU/LV/オキサリブラチンないし5FU/LV/イリノテカンを中心でしたが、5FU/LVと同程度の効果を示す内服薬であるTS1やゼローダの使用が可能となり、生活のスタイルや副作用の特徴に応じて、治療法が多様化してきています。また、分子標的治療薬といって、癌の血管の新生を抑制する薬剤(ベバシズマブ、ラムシルマブ)、大腸癌の約50%に変異をきたすRASという遺伝子変異がない患者様に対する上皮細胞増殖因子を阻害するセツキシマブ、パニツムマブなどが加わり、それらを上手く組み合わせて治療法を選択していきます。 他に、上記治療法で効果がなくなった場合に、3次治療以降として、レゴラフェニブやTAS102という内服薬での治療を継続していきます。

4)膵臓癌:以前からジェムシタビンが中心でしたが、2013年12月FOLFIRINOX療法という大腸癌で主に使用していた5FU/LVにオキサリプラチン、イリノテカンの4剤を組み合わせた治療法が従来の治療法を大きく上回る治療効果を示したため第一選択として使用しています。しかし、4剤を併用するため副作用が強く、一般的に65歳以下で比較的お元気な患者様に対して行う方針とされています。年齢や全身状態によってFOLFIRINOXが困難な患者様では、第1選択として、ジェムシタビンにナブパクリタキセルを併用する治療をお勧めしています。(FOLFIRINOXを第1選択に使用した場合は第2選択として)3次治療には、内服薬であるTS1を用います。

5)胆嚢・胆管癌:全国的にやや患者様が少ない癌腫であり、新しい薬剤の研究開発が進んでいない領域です。1次治療では、点滴薬であるジェムシタビンとシスプラチンの併用療法、2次治療はTS1の内服治療が用いられています。

6)肝細胞癌:抗癌剤を用いた治療を行いますが、他の癌腫と異なり、カテーテルを用いて治療を行います。カテーテルの治療が困難になってきた場合、内服薬であるソラフェニブを用いる場合があります。

7)支持療法:化学療法は、きつい、しんどい等の全身倦怠感、食欲不振や嘔気・嘔吐、下痢などの消化器症状等の副作用が強く出る場合があります。近年は倦怠感を緩和する薬剤や嘔気・嘔吐に対する制吐薬なども充実してきており、完全ではありませんが副作用で困る患者様が減ってきております。 ご自身で感じられる自覚症状は申し出て頂ければ、可能な範囲内で対応致しますので、我慢しないように主治医または化学療法センターの看護師に仰ってください。

炎症性腸疾患 潰瘍性大腸炎、クローン病共にステロイド使用の回避を基本にしています。症状がある時(活動期)は、まず副作用の少ない5-ASA製剤や顆粒球除去療法(G-CAP)で改善を試みます。重症や難治の場合はタクロリムスや生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ)も使用します。特にタクロリムスを使用する場合は用量調節のため血液濃度測定を必要としますが、来院日に結果が出せるようになりましたので外来での治療も可能です。またご紹介頂いたステロイド依存/抵抗性の難治性の潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんでもステロイドの用量を増やさずに、前述した治療を駆使して症状の改善とステロイドの漸減/中止を目指します。症状が落ち着いている時(寛解期)は5-ASAあるいは免疫調節剤を併用します。
胆・膵疾患 胆膵領域の主体は、胆道癌・膵癌の早期発見を目指しており、超音波内視鏡(EUS)、ERCPによる診断・治療です。治療内視鏡を含めた胆管ステント、乳頭切開、EUS下ドレナージなども積極的に行っております。同時に進行癌に関しては化学・放射線療法を導入しております。また良性疾患として胆石に関しては内視鏡治療を主体とし、いつでも緊急対応を行っております。慢性膵炎は早期診断から膵管ステント治療まで行い、自己免疫性膵炎などの免疫疾患も広く対応する施設となっております。
C型慢性肝炎 現在、積極的にウイルス排除を目的にペグインターフェロン+リバビリン併用療法を導入しています。上記治療の対象とならない症例は、肝機能の安定を図るため、インターフェロンの自己注射や内服薬(ウルソ等)、強力ミノファーゲンCの注射、瀉血療法を組み合わせて治療をしています。また、合併症(肝癌や食道静脈瘤等)の精査のため定期的に画像検査(超音波、CT、MRI等)や内視鏡検査を行っています。
B型慢性肝炎 C型慢性肝炎と同様に定期的な通院は必要ですが、治療対象となる症例は限定されています。現在は高ウイルス量の方や線維化の進行した方は、核酸アナログの内服やインターフェロンによる治療を行っています。
肝硬変 合併症の精査を中心に治療にあたっています。肝性脳症の予防や腹水の治療を行い、肝癌の早期発見に努めています。
肝癌(肝細胞癌) 肝硬変の状態や肝細胞癌の大きさや個数により、治療法を選択します。血管造影による抗癌剤の動注療法や塞栓術、経皮治療としてラジオ波(RFA)、エタノール注入療法(PEIT)を行っています。また、症例によりリザーバーを留置し、外来において抗癌剤の動注療法を行っています。
2016年処置治療件数 肝生検42例、PEIT2例

医療設備

電子内視鏡システム7台
X線透視2台
超音波4台
ESWL1台
MRI2台
CT3台

特殊検査

視鏡検査 胃カメラ(月・火・水・木・金の午前)
大腸内視鏡(月・火・木・金の午後)
ERCP(月・火・木・金の午後)
EMR・ESD(月・火・木・金)
腹部超音波 月~土の午前・午後

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診療受付時間

  • 初診の方
    再診で予約のない方

    午前 8:30~11:30
    (再診療受付機8:00から)
  • 再診で予約のある方
    ご予約の診療時間までに
    受付をお済ませ下さい。

※完全予約制・午前予約診の診療科
 がありますので、
 「外来担当医師一覧」をご覧ください。
※耳鼻咽喉科、形成外科は診療時間が
 異なります。各診療科ページよりご確
 認ください。
※ご不明な点は、各診療科にお問い合
 わせください。
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