外観

ごあいさつ

 

耳鼻咽喉科領域の疾患全般に対応しています。 特に聴覚、音声、嚥下などの機能に配慮した診療の提供を目指しており、音声障害では音声治療、手術、衛生指導について、聴覚障害では手術、補聴器のフィッティングや聴覚管理について、言語聴覚士とともに積極的に取り組んでいます。新生児、乳幼児の聴覚検査も随時おこなう体制を整えています。 大阪府がん診療拠点病院の一部門として、頭頸部がんの確実な診断、治療を、関連する部署と協力しつつ実績を重ねています。  

院長補佐 耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長
東川 雅彦

 

診療内容

■外来受診
・外来は、原則として紹介状持参の受診、予約再診の方を対象としています。
・紹介状は、かかりつけ医や地域の診療所で診察を受けて、作成してもらってください。
 ⇒担当の先生から、当院の地域医療連携センターを通して予約をとることができます。
  ※患者さんから当院にご連絡いただいてもご予約はお取りすることはできません。
 ⇒紹介状持参であれば予約なしで直接受診することも可能ですが、待ち時間がかなり長くなったり、
  当日の診療が十分にできなくなかったりする場合があります。
・月曜日と金曜日は手術日のため、急な診療体制の変更がありますのでご注意ください。
・電話で予約をお取りすることはできません。
ご理解とご協力をお願いします。
 
分類 具体的な病名
中耳疾患 滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎
鼻・副鼻腔疾患 慢性副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎
口腔咽頭疾患 慢性扁桃炎
音声・嚥下障害をきたす疾患 声帯ポリープ、声帯結節、反回神経麻痺(声帯麻痺)
頭頸部腫瘍 鼻・副鼻腔がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、甲状腺疾患(がんと一部の機能障害)、唾液腺腫瘍(耳下腺、顎下腺)、頸部リンパ節腫など
内耳疾患 加齢に伴う難聴(感音難聴)、突発性難聴、顔面神経麻痺、メニエル病
小児耳鼻咽喉科疾患 幼小児難聴、音声・言語障害、滲出性中耳炎、慢性扁桃炎、扁桃肥大、アデノイド肥大、 睡眠時無呼吸症候群

■患者さん向けのご案内
外来の受診は、紹介受診ならびに予約再診を基本としています。
初めて受診していただく場合には、かかりつけ医あるいは地域の診療所の紹介状が必要です。
紹介状を作成してもらう際に、できれば当院の地域医療・患者支援センターを通して日時指定の予約を取ってもらってください。
(患者さんから直接地域医療・患者支援センターや窓口にご連絡いただいても予約はとれません)
紹介状持参で日時指定なく直接来院される場合は、手続き等で時間がかかりますので、早めの時間帯(午前10時くらいまで)での来院をお勧めします。 月曜日と金曜日は手術日のため、急な診療体制の変更がありますのでご注意ください。
診察時間内の電話等でのお問い合わせは、目の前の患者さんの診療・対応が中断します。極力ご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
ご理解とご協力をお願いいたします。

診療実績

【患者数 】
・初診患者(年間) :2018年は1,813人、2019年は1,800人、2020年は1,495人、2021年は1,340人、2022年は1268人
・新入院患者(年間): 2018年は594人、2019年は594人、2020年は454人、2021年は419人、2022年は407人

【おもな診療内容 】
全身麻酔の手術を年間350件程度おこなっています。
その主な内容とおおよその件数は、鼻副鼻腔内視鏡手術が約100側、鼓室・鼓膜形成術が約20件、口蓋扁桃摘出が約60件、
音声改善手術(声帯ポリープ切除を含む)が約40件、甲状腺手術(悪性)が20~30件、頸部郭清術(3領域以上)が20側などです。
・新規の頭頸部がんの診断、治療を、毎年60名程度におこなっています。
・突発性難聴、顔面神経麻痺の入院加療は年間100名程度です。
・炎症性疾患(重度の咽頭喉頭炎、扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎など)の入院加療は年間70名程度です。
・聴覚・音声リハビリテーション件数(2022年度)
補聴器適合検査は初回を29名の方に、2回目以降をのべ357件、それらを含めのべ477名の方への補聴対応をおこないました。
音声治療の新規患者数は53名、うちわけは機能性音声障害が17名、声帯結節が1名、音声改善手術患者(手術の前後に全例に施行)が33名、麻痺が2名でした。これらの方に対して音声リハビリテーション(外来実施分)として338単位の音声訓練を行っています。

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