外観

ごあいさつ

リハビリテーション技術部では、「急性期からご自宅へ」をキーワードとし、リハビリテーション(以下リハビリと略します)を患者さんと共に取り組んでいます。病気やケガなどによって、今まで行えていた日常生活がこのままでは過ごせない患者さんに対し、可能な限り 早期からリハビリを開始し、様々な職種と連携し、ご自宅へ戻れることを目標にリハビリを行っています。

リハビリテーション技術部 部長
橋本 宏行

基本方針、取り組み

当院は急性期病棟20病棟と回復期リハビリテーション病棟1病棟、地域包括ケア病棟2病棟からなります。30の診療科があり、発症当初可能な限り早期よりオーダーをいただきリハビリを開始し、急性期の治療が終了し継続してリハビリが必要な場合は、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟へ転棟していただきリハビリを行います。当院では入院患者さんを中心にリハビリを行っており、外来のリハビリは基本的には行っていません。例外的に当院で入院中にリハビリを行っていて、退院後もリハビリの必要性があると医師が判断し、オーダーが出た場合は外来リハを行う場合があります。

リハビリには理学療法、作業療法、言語聴覚療法があります。当院では外科、呼吸器外科など急性期のリハビリは、手術後集中治療室(ICU、CCU)入室時から開始し、整形外科は手術翌日から開始します。また急性心筋梗塞及び狭心症の患者さんの冠動脈形成術(PCI)後も早期から、その他の診療科も入院後早期からリハビリを開始しています。それらの患者さんに対し、我々理学療法士、作業療法士、言語聴覚士だけでなく、看護師、介護福祉士、福祉医療相談課、退院支援室等の多職種が連携し、ご自宅への退院を実現できるよう取り組んでいます。また他病院へ転院なさる場合は、転院先に当院でのリハビリの経過等を報告させていただきます。

特長

当院は、理学療法士43人、作業療法士15人、言語聴覚士11人、事務員1人が在職し、各診療科からのオーダーに基づき、必要に応じて理学療法、作業療法、言語聴覚療法を提供しています。

施設基準は、脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ、運動器リハビリテーション料Ⅰ、心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ、呼吸器リハビリテーション料Ⅰ、回復期リハビリテーション入院料2を取得し、総合リハビリテーション施設の認可を受けています。

3学会合同呼吸療法認定士 8人
心臓病リハビリテーション指導士 4人
認定理学療法士 循環 3人
呼吸 2人
運動器 2人
脳卒中 1人
健康増進・参加 1人
合計 9人
 

 

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