外観

特長

主な疾患の治療方法

水疱症を診断する皮膚蛍光抗体直接法を自院で行う数少ない病院です。入院で血漿交換やγグロブリン点滴治療も行っています。

難治性・広範囲の円形脱毛症には局所免疫療法(SADBE外用)、急性増悪の場合は入院してステロイドパルス療法(3日間)などガイドラインに基づく治療を行います(有効率は50%程度)。

免疫機能の低下した患者(悪性腫瘍・自己免疫疾患など)に発症した帯状疱疹の点滴(1週間)クリニカルパス入院。頭部に生じた場合は必要に応じて眼科・耳鼻科と病診連携しています。

チタンを含む金属パッチテストを行っています。

全身型紫外線照射装置(東芝 デルマレイ-800)
エキシマライト(USHIO セラビームUV308)
 

外来について

外来の受診は、紹介状持参・予約再診を基本としています。
初診は、お近くの医療機関で紹介状を作成してもらう際に、当院の地域医療連携センターを通して日時指定の予約をとってもらってください。紹介状をお持ちであれば、予約なしで直接受診できることも可能ですが、待ち時間の関係から月曜日から金曜日までの
早めの時間帯の受診(午前10時くらいまで)をおすすめします。
 

病診連携について

長期病状及び治療が安定した場合、紹介していただいた先生やお近くの皮膚科に通院していただくことを提案しています。精査や入院治療が必要になった場合は、通院中の医療機関を通じて地域医療連携センターに連絡していただければ再度予約や入院などの対応をすることも可能です。

Q&A

当院皮膚科では、頭髪から足趾爪まで全身の体表にみられる様々な病気をあつかっています。 その中でもよく患者さんから聞かれるご質問について、簡単にまとめましたのでご覧ください。

Q1.ニキビが治りません。潰したらどうなりますか?

自分で不用意に潰すと、きたない瘢(瘢痕)になる場合があります。 ニキビは青春のシンボルで多かれ少なかれ誰にでもみられますが、ある程度ひどい場合は、病気(皮膚病)としての治療が必要です。ニキビ菌を殺す飲み薬、ピーリング効果のある塗り薬など薬局では入手できない治療薬があります。皮膚科を受診してください。

Q2.乾燥肌なのか冬場は特に痒くなります

年齢とともに、乾燥する秋~冬は、下肢、背部がカサカサに乾いて痒くなる(皮脂欠乏症)ことがよくみられます。入浴時の洗いすぎも原因の一つです。軽い場合は、市販のボディーローションなどの保湿剤を塗っていただけばよいのですが、掻きすぎて赤くなり、ジュクジュクしてきた場合(皮脂欠乏性皮膚炎)などは治療が必要です。皮膚科を受診してください。

Q3.家族が水虫なのですがやはり感染しますか?

お風呂の足拭きマットなどを介して、伝染することがよくみられます。ただ、足にできる皮膚病は水虫だけではありません。市販の薬を塗っても良くならない場合(できれば、自己判断で塗る前に)皮膚科を受診してください。

Q4.爪が内に巻いているので皮膚に食い込んで痛いのですが・・・

軽い巻爪、陥入爪は歩き方、履く靴を注意することで改善しますが、化膿し腫れあがった場合などは治療が必要です。巻いた爪を矯正する方法もあります(自費診療になりますが)、皮膚科を受診してください。

Q5.「シミ取り」もやってもらえますか?

当院皮膚科では行っていません。形成外科で相談してください。

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