能登半島地震被災地派遣看護師7名の活動報告会を4月24日(水)に行いました。
派遣看護師 |
派遣先 |
派遣期間 |
橋本 世子典さん(40期生) |
珠洲市総合病院(病棟) |
1/12~1/17 |
大場 雄太さん |
珠洲市総合病院(病棟) |
1/12~1/17 |
細井 勇介さん(61期生) |
いしかわ総合スポーツセンター(避難所) |
1/27~1/30 |
堂山 歩さん(64期生) |
金沢病院(病棟) |
2/ 1~2/15 |
小室 優樹さん(66期生) |
金沢病院(病棟) |
2/ 1~2/15 |
進藤 隼人さん(51期生) |
金沢病院(病棟) |
2/22~3/ 7 |
千原 朱音さん |
金沢病院(病棟) |
3/21~4/ 4 |
現地の様子や被災地での実際の体験や活動内容、気づき等の報告がありました。
(以下一部抜粋)
・初めての災害支援で緊張や不安もありましたが、現地の方々と関わる中で、『自分にできるだろうか』から『能登の人たちのために、今の自分にできる精一杯のことをしたい』という気持ちに変わりました
・物品などが不足している状況下で今あるもので行う工夫を知り、今後自分たちが災害に直面した時にどうすればよいかを考える上での学びになりました
・自分たちが本当に力になれているのか不安な中での支援活動でした。
しかし、現場の職員の方は被災者でもあり仕事が終わってからの生活にも疲弊されていました。
外部から支援が入ってくることが、疲弊した職員同士の緩衝剤になることや職員や患者さんの体験談を聞くことが被災者の精神的なケアにつながっているとお聞きしました。
自分たちが現場に行くことの意義を感じるとともに少しでもお役に立つことができたのかと思いました。
・災害時には混乱し、様々な状況が生じますが、避難者の生活を守るために支援に携わる人と活動体制を組織化する視野を持つことが大切であると感じました。
・災害支援では支援者が次々代わる中でより良い支援を行っていくため、多職種連携をしていくことの大切さを感じました
・支援と言いつつも私自身毎日たくさんのことを経験し、学ばせていただきました
・先細りすることなく被災地支援として継続していく必要性を感じました。
被災地域の現状と支援活動に関する情報を看護部職員で共有し、身近に災害支援を考える機会となるとともに、今後の支援活動や自施設での災害対策について考える機会となりました。
能登半島地震の被災地の一日も早い、復旧・復興をお祈りいたします。