ごあいさつ

新たに医師になられる皆様へ

当院では20名の初期研修医が研鑽の日々を過ごしています。
当院は各科に専門医、指導医が多くにそろっており、その下で学ぶ専攻医も多数います。豊富な人材の輪の一員として初期研修医は切磋琢磨しながら毎日学んでいます。
外来については救急外来および総合内科外来を担当し、初療にあたります。病棟では主治医団の一員として担当患者の日々の診療、検査を担当します。外来、病棟いずれにおいても直接の指導医と綿密に連携を取りながら主体的に診療に参加し、適切な診療、教育を受けられる体制となっています。基本的な手技についても積極的に行える環境が整っており、技術の向上が期待されます。臨床教育部は、専任の事務員、看護師もおり、初期研修医が安心して成長できる場を提供し、将来の医療界でのリーダーシップを築くお手伝いをしています。当院での経験は、単なる学びだけでなく、仲間とのつながりや喜びに満ちたものとなることでしょう。

大阪府済生会中津病院 臨床教育部長

藤原 竜童

これから初期研修を始められる諸君は、どの病院で研修をし、何科を専攻していくのか、多いに悩まれているかと思います。そのような中で、なるべく多くの科で研修し、実体験に基づいて専攻科を決めるのが重要かと思います。また、幅広い医療の知識や技術を初期研修のうちに習得しておくことは、医師として生涯の財産となることでしょう。
当院はJR大阪駅や阪急大阪梅田駅より徒歩8分、今話題の「グランフロント大阪」に隣接する都市型総合病院です。570床の急性期病床を有し、年間約5000台の救急車を受け入れています。当院はほぼすべての急性期疾患に対応ができ、PETやリニアック放射線治療器、内視鏡手術支援ロボット、ハイブリッド血管造影手術室等、高度な医療機器を整備しています。専任の臨床教育部部長が各科のローテーション、地域医療研修、種々のレクチャー等のプログラムを作成し、きめ細かく、研修の達成状況をチェックします。また、近隣には、職員寮が用意されており、通勤は至便です。さらに、全国に展開する済生会病院の多くの研修医たちとの交流会もあります。是非当院で、幅広い医療の経験をし、多くの人脈を得て、一流の医師として羽ばたかれることを願います。

大阪府済生会中津病院 院長

志手 淳也

現在の臨床研修制度が始まり20年が経とうとしています。いろいろな問題点が指摘されることもありますが、概して優れた制度だと思います。卒後2年間の研修期間に、必修診療科である内科や救急など含め多くの診療科をローテートすることにより、プライマリケアを中心に幅広い基本的な診療能力を身に着ける機会を得ることができます。さらに重要なのは、たとえそれぞれの診療科のローテート期間は短くても、それぞれの診療科の疾患の捉え方、考え方を、責任を伴う医師の立場で学ぶということです。そして研修生活では、自分から学びに行くという姿勢が大切です。「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、卒後すぐのこの時期に学んだことは、これからの医師人生の中での宝となります。基本的な診療技術の取得は無論のこと、若くて柔軟な頭で、この研修制度の利点である幅広い知識の取得を目指してください。

大阪府済生会中津医療福祉センター 総長

川嶋 成乃亮

医学生の方を対象に、
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