院長あいさつ
挨拶
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大阪乳児院では、さまざまな理由からご家庭で養育することが困難な子ども たちをお預かりして養育しています。 家庭から離れて暮らす子どもたちが安心して生活できるよう、保育士や看護 師が協力して家庭的な雰囲気の中で、過ごせるように工夫をしています。お 誕生日や季節の行事を大切にして子どもたちが楽しい時間を過ごし、生活体 験が豊かになるよう努めています。 また、大阪府済生会中津病院の小児科を始め、各診療科や大淀北リハビリテーション病院のリハビリスタッフと連携をして日常の病気の治療や予防接種、健診やリハビリテーション、必要に応じて検査や入院治療も行います。 昭和24年の開設以来、70年以上に渡って病院に隣接した場所で運営してきま したが、今後は中津医療福祉センターの福祉施設や看護専門学校との複合施 設の一つとしてスタートします。今後も済生会中津病院との連携を行いながら、 より家庭的な小規模化を目指して進んでいきます。 私達はこの3年間、新型コロナウイルス感染症によって生活や環境において、 多くの変化を求められました。このことは子どもを育てる社会や家庭にも大き な影響を与えたと考えています。このコロナ禍で共生、共助できることは何か を考えながら、子どもたちが社会の中でさまざまな支援と力をもらい、夢と希 望をもって歩んでいける環境作りを目指していきます。
院長 今西 裕子 |
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