
切迫早産ってなあに?? | 産科ブログ
2016.03.25
切迫早産ってなあに??
みなさん、お久しぶりです。うがちゃんからの更新です。
今、中津病院では、切迫早産の患者さんが多く入院していらっしゃいます。
(いらっしゃらないときは、何週間もいらっしゃらないのですが、
タイミングがかぶると、一部屋では足りなくなるくらいかぶることも…)
今日は、切迫早産についてお話していきたいと思います。
まず、切迫早産とは、簡単に言うと
「まだ生まれてきてはいけない週数で、赤ちゃんが生まれそうな状態」
をいいます。
切迫早産の症状は3つあります。
・お腹がはる
(お腹を触ると固くなっている。基準は顎の硬さくらい。
すごく張っているとおでこの硬さくらいにもなる。)
・性器出血がある
・破水している
この3つです。
○おうちで症状を見分けるポイント○
お腹が張ることは、妊娠中にはよくあることです。
1回張ったからといって、病院にくる必要はありませんが、
*1時間に3~4回以上お腹が張る。
*安静にしても治まらない。
*そして、痛みもある。
*ついでに出血もある。
このような時は、すぐに病院へ連絡してください。
痛みや出血がなくてもお腹の張りがおさまらないとき、
お腹がはっていなくても、出血や破水があるときにも、
病院へ連絡してくださいね。
もしも「切迫気味だから、気をつけてね」と健診で言われたら
*安静にする
(仕事が休めそうなら休むのがベスト!家事は旦那さんに手伝ってもらいましょう!)
*からだを(お腹を)暖める
*疲れを溜めない
*ストレスを溜めない
*便秘にならない
(腸と子宮は近い位置にあるので、便がたまるとお腹が張りやすくなります)
ということに気をつけましょう!
入院すると、お腹の張りを抑える薬をのんだり、点滴したりしながら
ずっとベッドの上で安静になります。
楽しいマタニティライフを送るためにも、
お腹が張りやすい時には注意しましょう。
ちなみに…いま入院中の切迫さんバリバリの
キャリアウーマンでしたが安静入院中に編み物を取得!!
毎日暇で暇で…ということで、どんどん新作が増えていっています。
赤ちゃんの帽子
巾着
ゆっくりした時間が持てることも素敵ですが、病院ではできることが限られてきます。
そのためにも、切迫早産にならないように、日頃から心がけましょう!
本日の絆ぐ~TSUNAGU~
二人目の経産婦さんですが、一人目は私が介助させていただきました!
二人目さんも産みに来てくれるのは、本当に嬉しいですね!