
妊娠中のストレッチ | 産科ブログ
2016.06.30
妊娠中のストレッチ
こんにちは。
うがちゃんからの更新になります。
最近は梅雨らしく、雨の日が続いていますね。
雨の日が続くとどうしても外に出て体を動かする機会も
減ってきてしまいますよね。
そこで今日は簡単にできるストレッチを紹介したいと思います。
ストレッチをすると、
妊娠によって悪くなった血流を改善できるだけでなく
なんと、お産の時やお産のあとにも役立つのです!
*肩のストレッチ*
肩をまわしたり、上下させたり、温めたり…循環をよくしてあげましょう。
そうすると肩こりが楽になり、また産後の母乳の出がよくなります!
*腰のストレッチ*
①四つん這いになり、足・手は方の広さに開きます。
そのまま背中を吊り上げられるように丸めます。
このときに顎を引き、おへそを見るようにしましょう。
②次は腰を反るようにします。
このとき、顔をあげ、目線は上向きにしましょう。
10秒ずつ2~3回繰り返すようにします。
腰の筋肉がほぐされ、腰痛の軽減につながります。
また、お産の時に腰をまげ、おへそを見る【①のポーズ】は、
赤ちゃんが生まれてくるときに通りやすい姿勢になっています。
(お産の時は仰向けですが…)
ですので、妊娠中からこのポーズを練習していると、
お産の時も楽にこの体勢ができるようになります。
*股割り*
これが一番覚えていてほしいストレッチです!
あぐらをかくように座り、足の裏を合わせます。
足先を自分の方に近づけ、できるだけ膝を床につけるように下げます。
お産の時には赤ちゃんの通り道を広げるために、足を大きく広げます。
体が硬く、足を広げられないと、赤ちゃんの通り道が狭まり、
通ってくるのに時間がかかることがあります。
テレビを見る時などはこの体勢で座り、日頃から股関節が柔らかく
なるようにしておきましょう。
中津病院では、マタニティストレッチといって、妊娠中から
産後に効くストレッチ教室を行っています。
簡単なストレッチですが、
運動不足解消や、妊婦さん同士の交流の場にもなると思うので、
是非参加してみてください!