内観

初期臨床研修(歯科)

応募資格・選考方法等

募集人数 1名(3次募集)
応募資格 2024年歯科医師国家試験合格済みの方
選考方法 書類選考・面接試験
試験日 随時
応募期間 随時
応募書類 当院指定の履歴書(こちらからダウンロード) (A3印刷)
成績証明書・卒業証明書
※郵送前に試験をご希望の旨を「resident@nakatsu.saiseikai.or.jp」にご連絡ください。
郵送先 〒530-0012
大阪市北区芝田2丁目10番39号
大阪府済生会中津病院 臨床教育部 宛
封筒に朱書きで「歯科医師臨床研修医 応募書類在中」と記載し、簡易書留にて郵送ください

初期臨床研修(歯科)について

大阪府済生会中津病院は1916年に設立され、今日まで常に地域の中核病院として、多くの患者さんに親しまれ、信頼を得てきました。医療、福祉と保健を総合的、包括的に提供し、中津病院の病床は救急、一般、地域開放型、回復期リハビリ、療養(医療型・介護型)各病床と多機能で712床より構成されています。本院は患者さんの目線に立った安心、安全で納得できる医療を提供し、また、日本医療機能評価機構より認定を受けました。

歯科医師臨床研修病院としては平成11年に認定され、現在まで途切れることなく研修歯科医を受け入れています。現在、単独型臨床研修施設として2名の定員です。

当科の指導医3名は日本口腔外科学会指導医でもあり、口腔外科はもちろん、一般歯科についても研修を行なっています。

周術期口腔機能管理も行なっています。当院内の外科系診療科からの依頼で、術前術後の口腔ケアを行ない、より安心して手術に臨めるようサポートします。化学療法で口内炎や感染予防の観点から化学療法患者にも口腔ケアを行ないます。

主な年間の口腔外科手術症例は、口腔癌手術が約20例で、頸部郭清、リンパ節群郭清が6例、浅側頭動脈動注カテーテル留置術が4例、顎骨腫瘍摘出術は約60例、埋伏智歯の抜歯は700例、通常の抜歯も約700例、顎骨骨折観血的整復固定術は7例などです。全身麻酔手術は年間50例あります。

大阪府済生会中津病院歯科医師臨床研修プログラム

プログラム番号 050178001
プログラム名称 大阪府済生会中津病院歯科医師臨床研修プログラム
プログラム責任者 歯科口腔外科部長 小原 研心
歯科臨床研修管理委員会 病院長、プログラム責任者、大阪府済生会中津病院の臨床研修管理運営委員会の主要な委員およびプログラム参加施設の指導責任者などで構成され、研修プログラムおよび研修医の管理、評価を行います。
臨床研修管理運営委員会 各診療科の責任者で構成され、臨床研修管理委員会のもとに下記の業務を行います。
臨床研修プログラムとカリキュラムに関する会議を開催します。
年度の初めには前年度の指導と研修評価を行い、研修医との合同会議を開催し、研修医の意見を聴取します。またカリキュラム委員会がその年の研修プログラムの計画を立案し、研修プログラムを年度初めに大阪府済生会中津病院の研修管理委員会に提出して承認を得ます。
歯科医師臨床研修の理念 病院の理念に基づき一貫した教育を提供します。本邦国民の生活習慣病の増加や高齢化社会のなかで、口腔機能の保持が心身の健康維持につながるという認識のもとに、歯科臨床におけるプライマリ・ケアの習得と全人的医療の研修として、歯科疾患(障害児・障害者を含める)の他、口腔外科疾患(顎炎,顎骨骨折,口腔腫瘍)、入院・手術例,口腔癌終末期例等も担当医として診療に従事し、必要に応じて院内の関連検討会にも参加してもらいます。1年で修了するため、かなりハードな研修内容ですが、社会環境や地域医療に即した到達目標としています。
研修医の処遇
雇用形態 常勤嘱託
給与 月額270,000円+賞与年2回(6・12月)
食事 病院内の職員食堂が利用可能
保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険(医師賠償は個人任意加入)
諸手当 通勤手当(33,000円まで全額)
研修の概要

4~5月は見学、模型実習、6~7月から初診、問診、現症、診断を行い、夏以降は患者さんとのラポール形成を見極めた上で実際の治療に当たります。簡単な抜歯から、智歯の抜歯、インレー形成から義歯の作成等可能なかぎり行います。

また、周術期口腔機能管理を6~7月頃から実際に開始いたします。患者さんへの説明、検査、スケーリング等の口腔ケアを行います。

手術室での手術は、助手として参加し、間近で研修してもらいます。

本院関連施設の介護老人保健施設で入所者の口腔衛生管理も行います。

プログラム内容に関する備考

  • 歯科医師臨床研修も教育部主導の約7日間の入職時オリエンテーションから始まります。内容は病院の理念、患者さんの権利、医師―患者関係、個人情報管理、各部署の役割、安全管理と感染対策、緊急検査機器の使用法、人工呼吸器の操作手順、輸液ポンプなどの使用手順、BLS実技、PPE(含むN95)装着実技、静脈路確保実習、基礎的な縫合実習、輸血業務、PETセンター、血液浄化療法センター、細菌検査室(グラム染色)、薬局業務など。この期間に適時、臨床講義や臨床診断グループワークが予定されています。
  • 将来の進路にかかわらず歯科プライマリ・ケア領域の他入院患者を通じての全人的医療をできるだけ幅広く経験してもらうので、研修修了時まではこの指導理念を尊守してもらいたいです。

研修修了の要件と判定

各研修医は研修の開始時から各自の評価表ファイルを用いて、行動目標、経験目標を自己評価していくとともに、担当指導医あるいは診療科部長からの評価とコメントの記載が必要です。また、この評価表ファイルと症例レポートは個人情報の保護に留意したうえで最低5年間は当院に保管されます。
プログラム責任者は、各研修医の1年間の研修修了時に評価表ファイル(自己評価と指導者評価)ならびに所定の症例レポートをもって到達目標が達成できているかどうかを判断します。研修管理運営委員会にて最終的な修了可否判定を行ないます。

その他

病院見学について 4月より病院見学の受入れを再開しました。
対象者:歯学生(5回生以上の方)
ご希望の方は下記の申込みボタンよりお申込みください。

病院見学申し込み

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