
ロボット支援手術の取り組み
ロボット支援腹腔鏡手術
-泌尿器科・外科・産婦人科-
済生会中津病院では、平成29年10月より腹腔鏡手術において内視鏡下手術支援ロボット「ダ・ヴィンチSi」を導入し、令和6年1月に「ダ・ヴィンチXi」へ更新しました。1990年代に米国で開発され、1999年より臨床用機器として使用されています。小さな切開部より内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、内視鏡・メス・鉗子を動かして行うため高度な内視鏡手術を可能にします。術者は3Dモニター画面を見ながらあたかも術野に手を入れているようにロボットアームを操作して手術を行います。


ダヴィンチの特徴
①体への負担が少ない低侵襲ロボット
数カ所の小さな切開部から手術を行うため、従来の開腹手術に比べ傷が小さく、出血も抑えられ、手術後の回復が早く、患者さんの負担が軽減されます。

②高解像度で鮮明な3D(3次元)画像
高拡大3D HD画像により、術者は手術部位を自然な奥行き感と鮮明な画像で見ながら操作する事ができます。

③EndoWristインストゥツルメント 自由度を有するロボットアーム
関節機能付きインストゥルメントは人間の手よりも大きな可動域で、曲がり、回転します。さらに手ぶれ補正とインテュイティブモーションテクノロジーによって、術者は、安定した自然な動きで手術することができます。
済生会中津病院で対応可能な手術
現在、外科・泌尿器科・産婦人科でロボット支援手術が可能になっています。
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産婦人科 | 子宮 の一部 |
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