地域の先生方へ
当院は常勤医3名、非常勤医2名、ORT4名、看護師3名、外来事務1名、メディカルアシスタント2名という体制で外来・手術をおこなっています。
手術は白内障手術を中心に、硝子体手術、眼瞼手術、外眼部手術など幅広い分野の手術を行っています。白内障手術では通常の単焦点眼内レンズのほか、乱視用眼内レンズ、多焦点眼内レンズ(選定療養に対応)も導入しており、患者様それぞれの状態や希望にあわせて最適なレンズを選択させていただいております。
手術は入院・日帰りどちらも可能で(硝子体手術は原則入院です)、また認知症の患者様など局所麻酔での手術が困難な方には全身麻酔での手術も可能です。硝子体手術は週1回、非常勤医師により施行しておりますので、緊急の網膜剥離などには対応できませんが、黄斑上膜などの待機手術はおこなっています。
また外来では、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫、糖尿病性黄斑浮腫に対する抗VEGF薬注射も積極的に施行しています。OCTのほか、OCTアンギオグラフィーも導入しておりますので、各種疾患の診断が低侵襲で迅速に可能になりました。早期の抗VEGF薬導入が患者様の視機能の維持・向上に役立つと言われておりますので、硝子体注射の適応や診断など迷われている患者様がいらっしゃいましたら御紹介いただければと思います。
今後もスタッフ一同、先生方に信頼いただけるよう精進して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。