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地域の先生方へ

当院では関節外科、脊椎外科、手外科、足の外科、リウマチ外科、スポーツ整形外科について専門性の高い診療体制を構築しています。
今年度からは人工関節センターを設立し、整形外科医、リハビリテーション部、看護部、薬剤部、栄養部など関連する専門スタッフによるチーム医療として、今まで以上に総合的に人工関節治療にあたらせていただく体制が整いました。股関節、膝関節以外にも、肘関節、距腿関節、人工距骨、指趾関節の人工関節置換に対応しております。
一方、超高齢社会の日本では、骨粗鬆症を基盤とする骨折への対応がますます重要となっており、当院ではロコモーティブ症候群に直結する大腿骨近位部骨折は数日以内の手術後、以前より運用している地域連携パスを通じて受傷前の生活環境への復帰を多くの症例で実現しています。また、脆弱性椎体骨折についても機能予後不良因子を有する症例には積極的な手術介入(経皮的椎体形成術・脊椎固定術)によりADLを顕著に改善させていますので、お困りの際にはご相談戴ければと存じます。
昨年度から注力してきたリウマチ性疾患(関節リウマチ、脊椎関節炎、リウマチ性多発筋痛症など)の診療では、登録医の先生方からの多数のご紹介を頂きましたが、さらになる御紹介をお願い申し上げます。特に、脊椎関節炎の一つである乾癬性関節炎患者を早期に診断するため、院内連携のみならず近隣の皮膚科の先生方との連携体制を、当院皮膚科・膠原病内科とともに構築中です。
以上、今後とも益々の密な連携をお願い申し上げます。
 

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