内観

院長あいさつ

院長 川嶋成乃亮

院長 川嶋成乃亮

済生会は、明治天皇の恵まれない人々のために「施薬救療」事業を起こすようにという「済生勅語」を受けて、明治44年に創立されました。大阪府済生会中津病院は、大正5年に設立され、平成28年にて、創立100周年を迎えています。この間、最新の医療、そしてなによりも安全で安心な医療を提供する事で、地域の方々に広く信頼されてきました。
当院は、介護老人福祉施設:喜久寿苑、介護老人保健施設:ライフケア中津、児童福祉施設:大阪乳児院、医療型障害児入所施設:大阪整肢学院、訪問看護ステーションなどからなる中津医療福祉センターの中核をなす670床の大型総合病院です。

現在32の診療科に約210名の医師が勤務しており、幅広い疾病の患者さんの診療にあたっていますが、なかでも、急性疾患診療とがん診療は当院が最も注力しているものです。急性期病院として当院は、大学病院と同等の機能を持つと国が定めたDPC特定病院(旧II群病院)に、平成28年に府下で6番目に認定されています。急性疾患の中心をなす脳・心・血管疾患に関しては多くの専門医を有し、24時間365日対応の体制をとっています。そして高齢化とともに近年増加している肺炎、骨折などの急性疾患に対し、救急医療の充実、集中治療体制の整備などに努めています。また、回復期リハビリテーション病棟を有していることより、急性期からリハビリまで切れ目のない医療を続けることができる強みがあります。

がん診療に関しては、大阪府がん診療拠点病院となっており、院内に専門部署であるがん診療支援センターを設けています。そして外科手術、化学療法、放射線治療、いずれにおいても豊富な治療件数を有し、単独治療のみならず集学的治療を積極的に行っています。さらには、患者さん目線に立ったがん相談や緩和ケア相談にも取り組んでいます。

当院は、地域の診療所を始めとした他の医療機関や施設との連携を深め、地域が一体となって患者さんの健康を守る体制つくりに、積極的に取り組んでいます。特に力を入れているのが、患者さんの高齢化が進むなか、当院を退院したあとも、安心して生活を送られるように多面的に支援するということです。そのために、入院前から退院後の生活を念頭に入れた、切れ目のないサポートができる入退院支援センターを設けています。また、ご自宅での医療・介護が引き継続き必要な患者さんのため、訪問看護ステーションを充実させています。

令和2年から始まった新型コロナウイルスの流行は、まだ当分は収まる様子はありません。当院は、当初より積極的に新型コロナウイルス感染症の診療にあたっており、大阪府北部で最も多くの新型コロナウイルス感染症の入院患者の診療にあたった病院の一つとなっています。これは、地域支援病院としての、そしてなによりも、済生会の病院としての責務との当院の考えに基づきます。すなわち、当院の最も重要な使命は、済生会の病院として、地域の方々の立場に立ち、地域のすべての人々に質の高い医療を提供し続けることです。地域の皆様に信頼される病院であり続けるよう、私ども職員は今後とも一丸となり努力いたします。

令和3年8月1日
大阪府済生会中津病院
 院長 川嶋成乃亮

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